Fork

何やら再生障害が出ているとのことですが、みなさんどうでしょうか。

ウチの環境では概ね問題なく演奏できていますが、
「未知へと向かう」だけ音が途切れ気味になります。この現象のことかな？

見たところ、サウンドのチップ音の合成に負荷がかかっていて、
それでサウンド再生がとぎれとぎれになっていました。

この現象は、以下のどちらかで改善できます。

1. Config.ini の、PolyphonicSounds の値を小さくする。
　初期値は4ですが、これを2くらいにする。
2. DirectSoundを使うか、WASAPI/ASIOのサウンドのバッファ量を増やす。
　(ただし、WASAPIの場合は手動でバッファ量を増やせないのでハマります。
　 ごめんなさい。
　試しにWASAPIで強制的に100msほどのバッファをとる版を作ってみたところ、
　 問題なく再生できました)

2.のWASAPIについては、今後、手動でWASAPIのバッファ量を設定できるような
機能を追加する形で対応したい思います。


なお、なぜこの曲データでだけ合成に負荷がかかるかというと、
この曲データの1つ1つのチップ音の再生時間が長いためです。
チップ音が長いと、とあるチップ音の再生が終わる前に次のチップ音が
どんどんやってきて・・・という状況になり、チップ音のミキシングの
負荷が大きくなり、サウンドバッファ内の局所部分の再生が終了する前に
次のミキシング済みサウンドを用意できず、音が途切れるようになります。

ですから、対策としては
1. チップの多重再生数を小さくする (ミキシングの負荷を小さくする)
2. 再生バッファ量を大きくする (多少ミキシング負荷が高くてもサウンド再生に影響が出ないようにする)
といったことが考えられ、これがそれぞれ先ほど挙げた対策となります。